重曹
顔はワントーン暗くなり、小鼻には角栓がたまり、肘やひざは黒くくすんだ印象……。秋になると、夏の間に日焼けしてしまったボディやお肌が、イヤなほど目についてきますよね。

そんな身体のあちこちにたまった黒ずみを、簡単にしかも低価格で一掃する方法をご紹介しましょう。汚れは時間がたてばたつほど、落としにくくなるもの。「まだ暑いからまだやらなくていい」なんて言わず、夏の終わりの今こそ、行うのがポイントですよ。
■ロハスなお掃除アイテム“重曹”はスキンケアでもスゴイ
今回ご紹介する黒ずみ一掃作戦で使うアイテムは重曹。
レンジや鍋などのコゲが簡単に取れたり、キッチンやバスルームなどの臭いを吸収したりと、エコな掃除アイテムとしても知られる、あの重曹です。


一度使ったことのある方はわかると思いますが、ただの白い粉なのに、重曹は面白いほどに汚れをきれいにしてくれるパワーを持っています。その理由は、アルカリ性の特性を持つ重曹が、汚れの原因となる酸性の油を中和してくれるから。


だから、お肌やボディにたまった酸性の皮脂も、重曹パワーでキレイにしてくれるというわけです。しかも重曹なら安いもので100円代から購入できますから、気軽にお試しできますよ。


■スクラブ、洗顔、フットバスなどの重曹美容

では重曹を使った、さまざまな美容方法をご紹介します。
(1)重曹スクラブ
重曹を水またはオリーブオイルで軽く溶いてペースト状にします。これを小鼻や、肘、ひざなどに塗り、そのまま10分ほど放置します。その後、水で洗い流します。
(2)重曹洗顔
普段使っている洗顔フォームや石鹸を泡立て、小さじ1程度の重曹を加え一緒に泡立てます。後はいつもと同じように洗顔するだけ。
(3)重曹・ハンド&フットバス
洗面器にぬるま湯を入れ、重曹を大さじ1程度入れ、ネイル前のハンドバス、フットバスなどに利用します。お好みのアロマオイルを1滴たらすとリラックス効果も抜群。

重曹というとスキンケアとは程遠い化学薬品というイメージがあるかもしれませんが、汚れを落とす理由を理解すれば、納得の技。ただ、掃除用として販売されている重曹は粒子が粗いため、“ベーキングソーダ”として売られている食用を使うことをおすすめします。


また研磨作用も強いため、初心者の方は少量を試してみてから、週に数回程度、普段のスキンケアに重曹を取り入れるようにしてくださいね。

転載元:http://news.livedoor.com/article/detail/8027788/