ドライヤー

今年の夏も、熱帯夜が続いてますね。「こんなに暑いんだから、髪の毛なんて自然乾燥で充分でしょ」なんて思いがち。でも、髪を切りに行った時に美容師さんには「絶対に髪を乾かしてから寝てください!」って言われた記憶が……。でも、どうして、髪の毛は乾かさなきゃいけないの?

「髪の毛は3つの結合した組織で作られています。その一番外側の結合は水に濡れると切れてしまう、とても簡単なもの。そのため、濡れた髪は3分の1の結合が外れてしまっているので、すごくいたみやすいんです」

とは、美容師歴19年の植野紗妃子さん(「Beauty&hair StudioPROOF」勤務)。


髪を毎日洗って濡らすだけで、危険なことになっているとは!


「そうなんですね。たとえば、そんな状態で枕に髪を当てて眠ってしまうと摩擦で髪がいたみ、どんどん髪自体の強度がなくなっていくんです。さらに、濡れたままでいると、せっかく洗った頭皮で雑菌が繁殖してしまうこともあるんですよ」


もともと頭皮にはさまざまな菌がいるため、頭皮に残った皮脂や汚れのせいで雑菌が増えるのだとか!すると、髪を洗ったにも関わらず頭が臭う……なんて悲劇も起きてしまうそうです。


「このように、生乾きや半乾きの状態は髪にも頭皮にもいいとは言いがたいですよね。なので、『洗ったらすぐに乾かす』ことをオススメします。乾かし方ひとつで髪質もよくなりますよ」


そこで、髪に負担をかけない乾かし方を植野さんに伝授していただきました!


1.タオルドライ
「洗ってすぐ、タオルで髪をよく乾かします。このとき、こするようにゴシゴシしてしまうと摩擦で髪がいたんでしまうので、ポンポン叩くようにするのがポイントです」

タオルでポンポンするだけで、髪も早く乾くんだとか。


2.ブラッシング

「タオルドライのあと、洗い流さないトリートメントを付ける場合は粗めにやさしくブラッシングしてください。髪が途中で引っかかっても、無理して引っ張らないでくださいね」

私、そもそもブラッシングをしてませんでした……。自分の意識が低すぎて申し訳ないレベルです。

「ブラッシングはしたほうがいいです(笑)。地肌のことを考えると、シャンプー前にブラシをかけるのをオススメします。頭皮にやさしい毛先が丸くなっているクッションブラシで、地肌から毛先にかけて、ブラッシングしてからシャンプーすると、頭皮に詰まった汚れも取れて、毛ヅヤもよくなりますよ」

シャンプー前のブラシをすると、髪のクセが強い人も馴染みやすくなるそう。
その一手間が重要なんですね。


3.ドライヤーで乾かす

「乾かすにしても、当たり前ですがドライヤーは温度が高いですよね。髪の毛は、180℃を超えると簡単に損傷してしまうくらい弱いものなんです。ドライヤーでも、一カ所に熱風を当てつづけると、そこだけが160℃ほどになってしまうので、近づけすぎたり髪の一部を重点的に乾かしたりしないようにしてください」

また、高温でヘアアイロンを使うのも考えもの。180℃にしたアイロンで、髪の一部にとどまると、10秒ほどでタンパク質の崩壊がはじまるんだとか!

「乾かし方は、ある程度の距離を保って、髪の表面ではなく、まずは手で髪を持ち上げたりしながら、地肌を乾かしていくほうがいたまないですよ。冷風でも問題はないんですが、頭皮の雑菌が繁殖してしまうことを考えると、熱風ですぐに乾かすことをオススメします」

タオルドライやブラッシングの一手間、そして髪に負担をかけないように乾かすのがポイントなんですね!


「髪は女の命」。今日からしっかり髪を乾かします!


<大貫未来/清談社>

・取材協力
「beauty&hair Studio PROOF」
公式HP http://www.bs-proof.com

転載元:http://lifestyle.jp.msn.com/beauty/news/mynaviwoman/